朝の過ごし方で1日の心の持ちようが変わるんじゃないかな
朝起きた時、頭の中に白い表紙の本だけがあって、その白いページをめくるときの感覚が大好きって言ったら、誰かに伝わるでしょうか。
寝ている間に脳が整理されるというのは、本当だと思う。わたしの脳は、リセットまでされてると思う。嫌なことがあっても、次の日の朝には頭にない。別に寝なくても、日中、ちょっとした出来事で、気分がガラリと変わる。午前中の仕事でピリピリしてても、ランチに出て美味しいもの食べて帰ってきたら、ほとんどのことは頭にない。「頭にない」というのが一番しっくりくる表現。わたしはワーキングメモリが限られてるだけで、別に記憶喪失でも何でもないし、聞かれれば昔の話でも細かい部分まで思い出せるから、忘れている訳ではないと思う。ついさっきまで全「わたし」を支配していた出来事が、他の動作を挟んでいる間に、意識が及ぶ範囲からきれいに消える。とにかく、頭にない。そんな短時間でガラッと気分が変わってしまうから、家に帰って夜寝て朝起きたりしたら、頭の中には真っ白でなにもない。
だから朝が大好き。新しい朝。幸せに囲まれて起きる朝はもっと大好き。毎朝、新しい本を与えられて、新たに書き始める感覚。このページをめくる瞬間が好き。今朝なんか、ここまで、良いことしかなかった。早い電車に乗ったのに遅延してるけど、ラッキー!カフェ寄って遅刻してやろう、と思った。白いページにカラフルな色鉛筆でどんどん書いていく。
こんな朝ばかりじゃない。逆に、朝一番に嫌な出来事が起きて、本の表紙を黒で塗りつぶしてしまった日は、その後なにも上手くいかない。気分転換しなきゃと気がつくまでに時間がかかる。暗い気持ちで負の要素だけを拾って過ごしてると、なかなか抜け出せない。スパイラル。最近仕事忙しくて、やってるそばから次がふってくるから、ずっとイライラしてる。電話かかってきて舌打ちしたり、もの投げたり。あ、わたしの「最近」ってここ48時間です。びっくりするくらい態度悪かった。デスクの良く見えるところに、気分転換方法を書いて貼っておこうか。
こんなふうに、良く言えばきっぱり切り替えられる、悪く言えば気分のムラが激しいわたしの脳みそ、好きだなぁ。マイナスなことほど忘れっぽくて、なんてよく出来た脳なんだと思う。意地悪されたことも忘れるし、意地悪したことなんかもっと早く忘れる。都合がいい。周りの人はついていくの大変だろうし、ついてこれない友達を知らない間に失っているのだろうけれど、それでも、わたしの脳がこういう作りになってて良かったなって思うの。
何事も、心の持ちようだな、って。同じことをしていても、楽しめる日と、楽しめない日がある。周りの人が大好きな日と、口を聞きたくない日がある。能力を最大限に活かしていろんな分野で活躍してる人とか、何やってもダメだけど周りに好かれてる人って、ハッピーなマインドセットの時間が長いんじゃないかな。もしくは、切り替えスイッチをちゃんと管理してる。
朝から幸せな日は、明るく過ごせる。明るい気持ちの日は、絶対いいことある。朝の過ごし方にこだわれば、もっと幸せになれると思った今日の朝。
これ面白かった。
謎のバラ?咲いてる!
桜散っても、日本はまだまだお花の季節だからいいね。今日もがんばりましょう~!!!